【作品】市川銕琅 作 木彫彩色『翁』共布 共箱付き
【寸法】奥行9.8cm 横9.5cm 高21.5cm
【状態】経年の些細な汚れや、彩色の些細な傷みもあるが、特に大きな傷みもなく総じて非常に良好
共箱に汚れ、共布に染み有り
市川 銕琅 Ichikawa Teturo
市川銕琅 (1901-1987)は父金蔵の三男として生まれ、奈良に住み、
14歳で入門、師鉄哉から銕良(鉄良)の雅号を受け、22歳の折「銕琅」(鉄琅)と改号。
30歳代で聴力を失ってしまうが、そのハンディを越え若年期の細密彫刻から
熟年の奈良一刀彫、等作品は多彩で営利目的には活動せず
自分の気に入ったものだけを製作し、主に個展を中心として活動した。
清水公照から天下の至宝ともいわれ、作品評価は師をしのぐともいわれている。